いまさら聞けない⁉【ふるさと納税】節税対策?いつまで? おすすめ? 限度額?4つの疑問

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いまさら聞けない【ふるさと納税】寄付と節税

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~ 仕組み・メリット・注意点 ~

超初心者が、今から始める「ふるさと納税」

あなたは「ふるさと納税」を知っていますか?テレビやCMを見て名前は知っているという人が多いのではないでしょうか?

12月は忙しい先生も走る師走ですが、そのようななか駆け込みふるさと納税者も増える時期?

納税の区切りが12月で締めとなるし、その年の大体の正確な年収も確定してくるからですね!

実際、ある会社の調査によると、ふるさと納税の認知率は20~60代で9割を超えています。
しかし、
寄附や手続きの利用経験率は3~4割程度に留まっているそうです。

結論
1.納税となっているが実は返礼品を伴う寄付をすることにより、所得税の節税⁉ができる。
1-1.可能な金額、上限が決まっている(納税額が多い人が超お得
1-2.丸々の金額ではなく、2,000円を差し引いた部分
2.区切りは1年(前年一年の寄付分が翌年の所得税から控除される)
3.お気に入りの地域、返礼品、ふるさと?応援したい?助けたい?所が選べる。
4.落とし穴注意(手続き&限度額)

そこで今回は、ブログでは超初心者向けとして、ふるさと納税の仕組みメリットと注意点、
そして手続き(申請)までを、お伝えします!!

まずはふるさと納税の基本知識から書き始めたいと思います。

  1. ふるさと納税の基本知識
    1. ふるさと納税とは?
  2. ふるさと納税をオススメする理由
    1. 具体的にどの様なメリットは?
    2. 実質自己負担2,000円で返礼品が貰える
    3. 税金の還付と控除を受けられる
    4. クレジットカードやふるさと納税サイトのポイントが貯まる
    5. ふるさと納税の注意点
      1. 先払いとなり、一時的な出費が増える
      2. 節税ではない。金銭的な負担も軽くならない。
      3. 限度額をオーバーすると自己負担額が増える
    6. ふるさと納税の利用方法と手続き
  3. 調べる(控除の上限額を調べる)
  4. 決める(利用サイトと返礼品を決める)
  5. 寄付する(寄付の使い道や申請書有無を選択)
    1. 寄付の使い道を選択
    2. ワンストップ特例申請書の利用(送付)を選択
    3. 支払い方法の選択
  6. 受取る(返礼品と証明書を受取る)
  7. 申請する(税金の控除を申請する)
  8. ふるさと納税の申請方法(ワンストップ特例制度)
    1. 年間の寄付先が5自治体以内であること
    2. 申込みをした寄付ごとに申請をすること
    3. 確定申告をする必要がない給与所得者であること
  9. 翌年は実際に税金が控除されているかを確認する
  10. 専業主婦(主夫)でもふるさと納税が出来る!?
  11. 年金所得しかない人でもふるさと納税は出来る!?
  12. ふるさと納税と贈与税
  13. ふるさと納税の注意点と課題
    1. 寄付先の信頼性
    2. 法改正や制度変更の影響
  14. まとめ

ふるさと納税の基本知識

ふるさと納税とは?

ふるさと納税は、応援したい(または魅力的な返礼品がある)自治体に寄付をすると、寄付した先の自治体から返礼品がもらえる制度です。

寄付した金額は住民税や所得税の控除により、実質2,000円の負担で返礼品が受け取れます。

ふるさと「納税」とありますが厳密には「寄付」の一種で、寄付金控除の税制を活用した制度でなんですね

5万円分を分割して、他地域に寄付してその30%分(までが決まり)の返礼品(1万5千円分)を受け取りそこからマイナス2千円 = 1万3千円 が実質お得になる と いう事です。

そして翌年度の住民税から4万8千円(寄付金マイナス2千円)が控除されます。

★控除とは「金額などを差し引くこと」で納税すべき税が控除されます。
★控除を受けられる金額や上限は、収入や家族構成により異なります。
★自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。
★返礼品は「寄付額の3割以下の地場産品」となります。

 

ふるさと納税をオススメする理由

具体的にどの様なメリットは?

ふるさと納税の本質的なメリットは、応援したい地域の地域活性化お手伝いできるという事。

寄付金の使い道も選ぶことが出来るので、応援したい地域の自然保護活動・子育てや教育機関・復興支援など、具体的にどの部分に寄付したお金を活用してもらうかを選択が出来ます。

ふるさと納税を活用すべき直接的なメリットは以下のとおりです。

実質自己負担2,000円で返礼品が貰える

好きな地域で欲しい名産品実質2,000円で手に入れられることです。
返礼品はその地域によって様々で、返礼品の内容を決める自治体も税収や地域知名度を上げるために力を入れております。

返礼品というと和牛!いくら!うに!!などの豪華なモノから、お米!果物!お酒!!と生活に身近なモノなどの食材を中心とした印象を受けますが、実はそれだけではなく、宿泊券や家電はたまたアクティビティを体験出来るプランまで幅広く取り揃えられています。

返礼品は寄附金額に対して還元率(返戻率)を3割以下が基準となっております。よって返礼品を選ぶ際は「返礼品の還元率」「自身の満足度や体験価値」が高いのを選ぶのがポイントです。

税金の還付と控除を受けられる

返礼品を受け取るために寄付(ふるさと納税)をする金額は自己負担額2,000円ではありません。

例えば50,000円の寄附金額を支払うと、税金が48,000円分控除されて、返礼品が実質2,000円で手に入れられる仕組みです。(控除が適用される金額は、年収や家族構成によって異なり上限があります。

具体的には住民税の控除と所得税の還付が受けられます。住民税は翌年度から納める税金が減額される(控除)となり、所得税は既に納付済みの税金が返金(還付)される仕組みです。

税金の還付や控除と言われると難しい印象がありますが、そんな事はありません。もともと確定申告をしていない給与所得者であれば簡単に申請が出来ます。

なお、下記で説明するワンストップ特例制度で申請した場合は、所得税からの控除は行われず、その分も含めた控除額の全額が、翌年度に住民税が減額(控除)されます。

クレジットカードやふるさと納税サイトのポイントが貯まる

クレジットカードは利用額に応じて約1%前後のポイントが付与されますが、クレジットカードで支払える税金は限られているため納税には一部のみしか利用できません。

しかし、ふるさと納税はクレジットカードで支払いが出来るため、間接的に住民税をクレジットカードで支払う事が出来ます。

これにより、通常のクレジットカード利用と同じくポイントが付与されるのもメリットです。

また、ふるさと納税の寄付を受付けている「ふるさと納税サイト」では、各サイトで独自のポイント制度を実施しております。

利用するサイトによっては大きなポイント還元がありますが、欲しい返礼品がない場合もありますので、各種サイトを比較して自分に合ったサイトから寄付をしましょう。

ふるさと納税のメリット
・寄付者への返礼品の提供
・所得税の控除による節税効果
・ポイントがたまる(カード、インターネットサイト)

ふるさと納税の注意点

いいことばかりきになるな~

実は注意点もあります。後で損やガッカリする事もあるので、
注意点もしっかり理解しておくことが重要です。

 

 

 

 

デメリット
・先払い、一時的な出費が増える。(お金持ちは気にならない?)
・節税ではない。金銭的な負担も軽くはならない。
・限度額をオーバーすると自己負担が増える

先払いとなり、一時的な出費が増える

ふるさと納税は「寄付が先」で「控除は後」です。よって一時的に出費は増えます。
ワンストップ特例制度を利用した場合、住民税が控除されるのは翌年6月~翌々年5月です。

控除される金額も一括ではなく、毎月収める住民税から分割で控除される点も注意が必要

節税ではない。金銭的な負担も軽くならない。

ふるさと納税で一番勘違いされやすい点です。
ふるさと納税は節税ではなく、寄付した金額が控除される仕組みです。
税金面だけで見れば、本来収める税金にプラスして自己負担分2,000円を多く支払う事になります。

税金面だけで見れば、本来収める税金にプラスして自己負担分2,000円を多く支払う事になります。
しかし、寄付した金額が翌年度に控除され、自己負担分2,000円のみで返礼品がもらえる所がお得な点になります。

よって、
返礼品の還元率や満足度が低いと、損する形になりえる事も知っておきましょう。

限度額をオーバーすると自己負担額が増える

ふるさと納税は寄付額が大きくなれば返礼品のレベルも上がっていきます。
しかし、
ふるさと納税でお得になる(控除される)金額には上限があるので注意が必要です。

仮に上限を超えて寄付した場合、超過分は自己負担となり控除されず損してしまいます。

控除限度額の上限は年収や家族構成、また住宅ローン控除や医療費控除の有無で異なります。

ふるさと納税ポータルサイトでは、上限額を試算するツールがあるので、事前にしっかり確認しましょう。

良い事ばかりではないので、しっかり考えて
かしこく利用しないとね!?🥰

 

ふるさと納税の利用方法と手続き

ふるさと納税を利用する際の手続きの流れは、以下の通りです。

寄付したい地方公共団体をウェブサイトで選ぶ
ウェブサイトから申込み、振込を行う
寄付金額に応じた返礼品を選択する

インターネットを使ったオンライン申込が一般的ですが、郵便局や銀行の窓口でも手続きができます。

 

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利用方法と手続き の 続きです…、注意  高いお金で返礼品を買っただけ??

超初心者でも大丈夫。今から始める「ふるさと納税」~ 実際の手続きと手順 ~

あなたははふるさと納税を活用してますか?
ふるさと納税は有効活用すれば恩恵を得られる仕組みです。

毎年12月31日までに寄付を申し込めば翌年度の住民税が控除されます。
(実際の入金日を寄付日とする自治体もあるため、年末ギリギリのクレジットカード払いは注意)

ふるさと納税を活用していない人は「手続きや申請はどうすればよいのか?」などの理由が多いそうです。

実際の手順について分かりやすくお伝えするため「5つのステップ」で説明します。

① 調べる(控除の上限額を調べる)
② 決める(利用サイトと返礼品を決める)
③ 寄付する(寄付の使い道や申請書有無を選択)
④ 受取る(返礼品と証明書を受取る)
⑤ 申請する(税金の控除を申請する)

それではステップ毎に見ていきましょう。

調べる(控除の上限額を調べる)

ふるさと納税には限度額はありません。自分の好きな金額を寄付する事が出来ます。

しかし、翌年度に税金が控除される上限額を超えて寄付を行うと高いお金で返礼品を買っただけという結果になってしまい損してしまいます。

先ずはご自身の控除の上限額を把握する事が大切です。

控除される金額は年収や家族構成、そして扶養家族の人数などによって異なります。(源泉徴収票をご準備されると、より正確にご確認いただけます。)

ふるさと納税は、寄付金額の一定額が所得税から控除されるので、節税効果があります。2022年から控除対象額は、年間で寄付総額の6割まで(限度額30万円)です。

控除金額の計算方法詳細は「総務省」、控除の上限額を計算できるシュミレーターは「ふるさとチョイス」をご確認ください。

総務省:全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html

ふるさとチョイス:控除上限額シミュレーション
https://www.furusato-tax.jp/about/simulation

シュミレーターで控除金額の条件を把握したら次のステップへ移りましょう。

後でがっかりが無いように、しっかり事前に確認して
かしこく利用しないとね!?🥰

決める(利用サイトと返礼品を決める)

ふるさと納税の手続きを進めるのに便利でお得なのは「ふるさと納税ポータルサイト」を利用することです。各ポータルサイトによって返礼品の内容やポイント還元が異なります。

一番大事なのは「欲しい返礼品があるか?」ですが、ポイント還元やサイト独自のキャンペーンでもお得になるので見逃せません。ここでは簡単に大手のポータルサイトをご紹介します。

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利用するポータルサイトが決まったら、そのサイトから返礼品(寄付する自治体)を選びます。

ふるさと納税を利用している大多数の人は「欲しい返礼品」から選んでいるのが実情です。もちろん自分が生まれ育った自治体を選ぶ事もできます。

例えば災害があった自治体には返礼品なしで寄付のみする事も可能です。

ご自身が納得する寄付先を選びましょう。

なお、寄付は「複数の自治体に分ける」でも「1つの自治体に複数」でも大丈夫です。最終的に寄付した総額がステップ①で計算した控除上限金額を超えないように注意しましょう。

寄付する(寄付の使い道や申請書有無を選択)

返礼品が決まったら実際に寄付する事になりますが、寄付(入金や決済)をする際に注意したいポイントは以下の通りです。

寄付の使い道を選択

ふるさと納税では、寄附をした人が寄附金の使い道を選ぶことが出来ます。

税金の使い道を選択する事が出来る珍しい制度なので、提示された選択肢の中で納得して応援したい使い道を選んで寄付をしましょう。

ワンストップ特例申請書の利用(送付)を選択

ワンストップ特例制度とは、条件を満たせば確定申告が不要になる制度です。

1月~12月の1年間でふるさと納税寄附先が5自治体以内、かつ確定申告が不要な給与所得者(会社員など)の方ワンストップ特例申請を利用しましょう。

寄付をする際に「ワンストップ特例申請書の送付」の希望有無を確認するポータルサイトもあるので、確定申告をしない方は必ず「希望する」を選択しましょう。

支払い方法の選択

寄付金の支払い方法は利用するふるさと納税ポータルサイトや自治体によって異なります。

従来型の銀行振込・コンビニ払い・納付書支払い等で支払う事も可能ですが、少しでもお得に利用するのであれば、ポイントが付与されるクレジットカードや電子マネーで支払うのがオススメです。

受取る(返礼品と証明書を受取る)

寄付の支払い後、申込んだ自治体から以下が届きます。

★ 返礼品【ふるさと納税ステップ②で選んだ寄付に対するお礼の品】
★ 寄付した自治体からのお礼の手紙や説明書類
★ 寄付金を受領したことを証明する「寄付金受領証明書」「ワンストップ特例申請書」
★ 返送用の封筒(ワンストップ特例申請書を返送する封筒)

返礼品と書類は別々で届く自治体もあるのでご注意ください。

特に書類については来年度の税金を控除するための大切な資料となるので必ず確認をしましょう。

実際にふるさと納税した後に自治体から届いた封筒たち

★自治体によて書類は異なります
★返礼品と書類は別々で届く場合が有ります
★確定申告の方は 『寄付金受領証明書』 の確認を!
★ワンストップ特例制度をりようするなら 『ワンストップ特例申請書』 の確認を!

上記は実際にふるさと納税をした後に自治体から届いた資料一式です。

自治体によって資料の中身も異なります。

どこの自治体もワンストップ特例申請の内容説明はしっかりとしているので安心できます。

申請する(税金の控除を申請する)

申請をしないと所得税の還付や住民税の控除はされません。

還付や控除を受けるための手続きが必要です。申請は、1月1日~12月31日に寄付したふるさと納税分が対象です。支払いが済んでいる事 引き落としが済んでいる事

確定申告

  • 確定申告の詳細は割愛しますが「寄付金受領証明書」が必要となります。
  • 期限は寄附をした翌年の3月15日までです。
  • 確定申告の場合は、翌年度に所得税の還付と住民税が控除されます

ワンストップ特例制度

  • 「ワンストップ特例申請書」と「マイナンバーカードおよび申請者本人を確認できる書類」を寄附先の自治体へ書類を提出してください。
  • 期限は寄附をした翌年の1月10日まで(必着)です。
  • ワンストップ特例制度の場合は、住民税からのみ控除されます

※ワンストップ特例申請書を紛失した場合や届いていない場合は、利用したポータルサイトから資料のダウンロードが出来る場合もあるので利用サイトをご確認下さい。

確定申告は所得税の還付と住民税の控除、ワンストップ特例制度は住民税から控除のみとなりますが、結果的に控除や還付される合計額は両方ともほぼ一緒なので、一般的な給与所得者(会社員など)の方は手続きが簡単なワンストップ特例制度利用しましょう。

ふるさと納税の申請方法(ワンストップ特例制度)

不安や煩わしさを解消するために「ワンストップ特例制度」があります。

これにより確定申告をしなくても簡単な手続きで寄付金の控除が適用されます。

ワンストップ特例制度を申請するための条件は以下のとおりです。

年間の寄付先が5自治体以内であること

  • 1年間(1月~12月)でふるさと納税をする寄付先の自治体が5つ以内です。。
  • 5つの自治体で収まれば6回以上の寄付(同じ自治体に複数寄付)をしても大丈夫です。

申込みをした寄付ごとに申請をすること

  • ふるさと納税を行ったら、ワンストップ特例の申請を寄付先の自治体にしてください。
  • 申請書は一般的には「寄付先の自治体から自宅に申請書が郵送される」か「ふるさと納税を行ったポータルサイトや寄付先の自治体のホームページ」から申請書はダウンロード出来ます。(オンライン申請で完結する自治体も増えてきてます)
  • 申請は『自治体』毎ではなく『寄付』毎に必要となります。よって、同じ自治体に複数回寄附をした場合は、その都度自治体へ申請する必要があります
  • 申請期限は寄付をした翌年の1月10日(必着)です。

確定申告をする必要がない給与所得者であること

  • 会社に勤めている一般的な方は、会社が年末調整で1年間の所得と税金を確定されるため、基本的には確定申告は不要です。
  • よって多くの方はワンストップ特例制度が利用できます。
  • 逆に言えば「ふるさと納税以外に申告するものがない」場合は問題ありません。
  • 医療費控除(高額の医療費を支払った場合)、住宅ローン控除(住宅を購入したりリフォームしたりした場合)などを受けるために確定申告をされる方は、ワンストップ特例制度は利用できないため、ふるさと納税に関する控除も確定申告にて行う事になります。

翌年は実際に税金が控除されているかを確認する

ふるさと納税の手続きや実際の手順はステップ5までで完了です。

最後の最後に確認すべきは「税金からしっかり控除されているか?」です。

書面で控除された金額まで確認すると、ふるさと納税のお得感が実感出来ると思うので確認してみましょう!

ふるさと納税の控除されるタイミングと流れ

まず、前提として今年ふるさと納税した場合、税金から控除されるのは来年の6月からとなります。よって確認はどんなに早くても来年6月になってしまいます。

確認方法ですが一般的な会社員であれば5~6月に会社から配布される住民税決定額通知書(以下、税額通知書)を確認します。税額通知書の摘要欄「寄付金税額控除額:○○○円」の記載があれば、問題なく控除がしっかりされています。

税額通知書は自治体毎に書式やフォームがバラバラですが、サンプルとして葛飾区の税額通知書を貼っております。会社から配布された似たような資料の摘要欄をご確認ください。

確定申告の方は、住民税とは別に所得税の還付もご確認ください。具体的には確定申告書の控え「還付される税金」欄に還付額の記載があります。

専業主婦(主夫)でもふるさと納税が出来る!?

もちろん出来ます。しかしメリット(税金控除による恩恵)がないです。

ふるさと納税は住民税が控除され、実質自己負担2000円で返礼品がもらえる仕組みです。専業主婦(主夫)の場合は自身の所得がなく、扶養に入っているケースがほとんどかと思います。

扶養に入っている専業主婦の方は納税をしていないので、基本的にはふるさと納税をしても控除されません。つまり返礼品の金額全てが自己負担となってしまいます。

しかし、仮にパートナーがふるさと納税を利用していなければ、パートナー名義でふるさと納税を活用する事は可能です。その際は「申請者の名義やアカウント」に注意して下さい。

誤って所得がない自分の名義でふるさと納税をしてしまうと全額自己負担になってしまいます。

ふるさと納税ポータルサイトのアカウント名や寄付する際の申請者などは収入があるパートナーの名義で実施して、寄付する際にクレジットカードを利用する場合もパートナーのカードを利用してください。

専業主婦(主夫)がお得にふるさと納税を楽しむなら、普段から使うシーンの多い日用品や食材などの返礼品を選ぶのも良いかもしれません。食費や雑費が浮けば家計の節約にも繋がります。

お疲れ様です!、もう少しです。お茶でもしますか

年金所得しかない人でもふるさと納税は出来る!?

年金受給者であってもふるさと納税は可能です。ただし、住民税や所得税税を納めていないとメリット(税金控除による恩恵)はありません。

年金の受給額によって控除額は変わりますが、「65歳未満:100万円以上」「65歳以上:150万円以下」ないと、上限額はゼロとなり寄附額の全てが自己負担になってしまいます。

以下は公的年金の収入金額毎に、寄附限度額(控除上限)の目安をまとめた表です。ご自身の年金受給額と照らし合わせて寄付額を検討しましょう。

年金受給者のふるさと納税寄付金額上限目安

※上記の表は目安なので実際の寄附限度額(控除上限)の詳細はシュミレーターを活用して下さい。

なお、公的年金以外にも収入(給与・家賃収入・民間の個人年金など)がある方は、それらを合計した金額を基準にして寄附限度額(控除上限)の計算が必要です。

ふるさと納税と贈与税

ふるさと納税で返礼品を受け取った場合、贈与税が生じることがあります。

申告が必要なケースと免除されるケースはタイミングや条件によって異なるので、事前に確認しておきたい点です。

贈与税を安易に免れようと過大な寄付をするのは避け、自身の経済状況に見合った返礼品選びを心がけましょう。

ふるさと納税の注意点と課題

寄付先の信頼性

ふるさと納税を利用する際は、寄付先の地方公共団体が信頼できる組織か確認することが大切です。

ウェブサイト上の情報や第三者の評価などを確認し、詐欺や悪質な事業者見分けることができれば、安心して寄付ができます。

法改正や制度変更の影響

ふるさと納税はこれまで制度変更が頻繁に行われてきました。

今後も地方税法の改正により、控除額上限や繰越制限などの変更が予想されます。

制度を上手く活用するには、最新の情報をできるだけ早くキャッチすることがポイントです。

まとめ

ふるさと納税は、寄付者も地域もWin-Winの関係を築くことができる魅力的な制度です。

地方創生に正面から取り組む自治体が増えていくことが期待されます、最新動向に注意しながら、上手に活用していきたい制度ですね。

ふるさと納税を集めるために、地方自治体による高額な返礼品や自治体間過剰な競争が問題になり制度の見直しがありました。

この様な事から、ふるさと納税は今後見直しされる可能性もあるため、大きく恩恵を得られる今のうちに活用する事をオススメします。

後でがっかりが無いように、しっかり事前に確認して
かしこく利用、上手にしないとね!?🥰

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